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【アメリカ競馬】GⅡライジンスター2022の出走馬・結果(Road to the Kentucky Derby)

GⅡライジンスター2022(Risen Star) 出走馬・結果

ケンタッキーダービーへ向け、アメリカでも有力馬が続々と始動し始めています。

 

2月19日(土)のGⅡライジンスター(Risen Star)では快足逃げ馬エピセンター(epicenter)が勝利しました。

 

昨年のケンタッキーダービー馬であるマンダルーン(Mandaloun)も、このレースを制しているだけあり、今年は要注目のプレップレースです。

 

開催時期や重要度から「米国の共同通信杯」とも言えるのではないでしょうか?

 

当ページではGⅡライジンスターの出走馬・結果をまとめています。

 

開催情報‐information-

日程

2022年2月19日(土)

※日本時間20日(日)早朝

場所

フェアグラウンズ競馬場

(ルイジアナ州)

距離

ダート1800m(1・1/8 マイル)

結果-result-

順位 馬番 馬名 調教師 騎手
1着 5

エピセンター

(Epicenter)

Not This Time S. Asmussen J. Rosario
2着 8

スマイルハッピー

(Smile Happy)

Runhappy K. McPeek C. Lanerie
3着 7 Zandon Upstart C. Brown J. Ortiz
4着 6

パイオニアオブメディナ

(Pioneer of Medina)

Pioneerof the Nile T. Pletcher L. Saez
5着 4 Tawny Port Pioneerof the Nile B. Cox F. Geroux
6着 10 Slow Down Andy Nyquist D. O'Neill M. Gutierrez
7着 3 Trafalgar Lord Nelson A. Stall, Jr. C. Hernandez
8着 1

パパキャップ

(Pappacap)

Gun Runner M. Casse T. Gaffalione
9着 9 Bodock Street Boss B. Cox M. Pedroza
10着 2 Russian Tank Tourist G. Dorochenko J. Vega

レース映像

レース回顧 ライジンスター2022 

エピセンターが余裕をのこし快勝

好スタートをきり終始先頭でレースをすすめた単勝4.5倍の2人気エピセンター(Epicenter)が能力の違いを見せる完勝でした。

 

2,3番手のパイオニアオブメディナパパキャップを1馬身ほど離してレースを引っ張っていたエピセンター。4コーナーで差が縮まるかと思われましたが、直線に向くと加速しさらに突き放します。

 

ラスト1ハロンほどで大勢は決しており、ジョッキーは後ろを振り向く余裕な様子。最後は流してフィニッシュを切りました。

 

タイムは1分49秒3(1マイル 1分36秒58・1/2マイル 47秒97)。2着との差は2 3/4馬身。有力馬相手に圧巻の逃げ切りで重賞初制覇をきめました。

 

勝利したエピセンターはこれで5戦3勝。デビュー戦の6着を除けば、1着・1着・2着・1着とほぼ完ぺきな戦績を積み上げています。

 

管理するのはスティーヴン・アスムッセン( S. Asmussen)調教師。昨年は北米歴代最多勝記録を保持するトップトレーナーです。ケンタッキーダービーは未勝利ですが、「とうとう今年こそは」と思わせる圧勝劇を見せました。。

 

1人気スマイルハッピーが2着を確保

単勝3.2倍の1番人気スマイルハッピーは直線なんとか粘り2着を死守した。

 

1月末に出走していた勝ち馬と異なり、今年初出走だった点が響いたのかもしれない。

 

2歳重賞ケンタッキージョッキークラブを制した注目馬だっただけに期待を裏切る結果になってしまった。

 

中団で控えたレースをしながら直線で突き放されたレースぶりをみると、勝ち馬と能力差を否定することは難しい

 

次走はルイジアナダービーへ挑む

日本語で「震源地」という意味のエピセンター(Epicenter)次走ルイジアナダービーへ出走予定。注目は人気を背負うだろうエピセンターが逃げ切れるかどうか

 

武器である快足をいかした逃げでここまで5戦3勝と成績を残してきた。

 

3戦目のガンランナーステークスでは2着から6 1/2馬身差の完勝だったが、4戦目ではオーバーペースで最後の直線で差され勝利を逃した。

 

 

日本で言うキタサンブラックのように、強い逃げ馬がいると競馬は面白くなる。いったい彼の逃げはどこまで通用するのか?

 

今回さらに磨きがかかった走りを見せただけに、次走のルイジアナダービーでも圧巻の逃げ切りを期待したい。