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GⅠクイーンアンステークス 2022 のレース情報まとめ(日程・有力馬・結果 etc)

【QueenAnneStakes2022】最強馬バーイード、デビュー8連勝へ視界良好!

◆◆想定1.2倍 バーイード圧倒的支持◆◆

イギリス王室の主催で行われる競馬開催、ロイヤルアスコットが6月14日より行われる。第1レースはGⅠクイーンアンステークス。毎年、開催初日の第1レースに行われ、アスコット競馬場を設立したアン女王の名前が競走名になっている。今年は7戦無敗の最強馬バーイードが出走予定だ。ロンジンワールドベストレースホースランキングでも世界1位を維持しているバーイード、先月に22年初戦を無事完勝。相手を見ても、新しい顔ぶれではないため、ここはバーイードの確勝とみられている。

 

 

【目次】

開催情報‐information-

日程 -Date-

2022年6月14日(火)14時30分出走予定

※日本時間 14日 22時30分

コース -Track-

アスコット競馬場

距離 -Distance-

芝1600m(1 mile)

出走条件 -Qualification-

4歳以上牡牝(騙馬可)

 

出走馬情報 -Entry-

出馬表-Card-
馬名 父名 調教師 前走
1 5 Real World 5 Dark Angel S. Suroor 2nd, 2022 Lockinge Stakes (G1)
2 7 Lights On 5 Siyouni S. Stoute 1st, 2022 bet365 Mile (G2)
3 6 Sir Busker 6 Sir Prancealot W. Knight 5th, 2022 Lockinge Stakes (G1)
4 2 Baaeed 4 Sea The Stars W. Haggas 1st, 2022 Lockinge Stakes (G1)
5 3 Chindit 4 Wootton Bassett R. Hannon, Jr. 3rd, 2022 Lockinge Stakes (G1)
6 4 Order Of Australia 5 Australia A. O'Brien 12th, 2021 Keeneland Turf Mile (G1)
7 1 Accidental Agent 8 Delegator E. Johnson Houghton 2nd, 2022 Heritage Handicap

 

 

有力馬情報-Favorite-
  • バーイード(Baaeed) 牡4

( 2022年ロッキンジS )レース映像

デビュー7連勝中のバーイードが圧倒的支持を集めている。それもそのはず、10頭立ての今回はバーイードに対抗できる馬は見当たらず、アスコット競馬場芝1600mも、昨年クイーンエリザベス2世Sを制した得意なコース。先月出走したGⅠロッキンジSで、2022年初戦も無事完勝し、休み明けの不安もない。本来の力を発揮すれば確勝とみられている。

 

( 2021年 クイーンエリザベス2世S )レース映像

昨年のクイーンエリザベス2世Sでは、1歳年上の牡馬パレスピア(GⅠ5勝)との直接対決をクビ差で制した。パレスピアはそのレースで引退。マイル界の世代交代を象徴するレースだった。父は凱旋門賞を制した名馬シーザスターズ。そのため今後はマイルにこだわらず、距離延長という選択肢考えられる。今後どこまで連勝街道は続くのだろうか。

 

バーイード無傷の8連勝!現地では「next to Frankel」と称賛の嵐!

レース結果 -Result-

着順表
オッズ 馬名 調教師
1 4 2 1 1.2 Baaeed 4 W. Haggas
2 1 5 2 8.5 Real World 5 S. Suroor
3 6 4 3 19 Order Of Australia 5 A. O'Brien
4 5 3 4 26 Chindit 4 R. Hannon, Jr.
5 3 6 6 51 Sir Busker 6 W. Knight
6 2 7 5 34 Lights On 5 S. Stoute
7 7 1 7 67 Accidental Agent 8 E. Johnson Houghton
レースメモ
  • 1.1倍!?ノーステッキのまま楽勝!

 2022年ロイヤルアスコット開催緒戦のGⅠクイーンアンステークスでは、圧倒的1番人気に支持された無敗馬バーイードが完勝した。現地でのオッズは約1.2倍。現地表示形式に従えば 1/6( 6 買うと 1 の利益がでる)だった。これを馴染みの表示に直せば、1.666...になるため、実質バーイードは1.1倍に近い支持を得ていたといえる。

 

 2着リアルワールドとは1 3/4 馬身差だった。着差だけを見れば完勝とは言えないが、映像をみれば力量の差は一目瞭然だ。なんせ鞍上(J・クローリー)は終盤でも体で促すのみ、ノーステッキのままでゴールを迎えている。

 

 この走りに、現地の競馬ファンは有頂天外だ。注目されるべきワードは「next to Frankel」という言葉。フランケル(Frankel)とは、言わずもがなだが、2010年代初頭に英国で14戦無敗で活躍した名馬。日本で言うディープインパクト的な存在である。そんなレジェンドに「匹敵するのではないか?」と言われ始めているのが、今現役で走っているバーイードだ。

 

  • 史上最強へ!陣営は距離延長へ前向き。

 8戦無敗、キャリアすべてがマイルだが、陣営は距離延長へも前向きな姿勢を見せている。まだ正式に決定はされていないが、陣営は8月17日ヨーク競馬場で行われるインターナショナルS(2050m)への出走を示唆している。実現すれば例年以上のビックレースとなるだろう。

 

 もう1つの選択肢として7月日のサセックスSが候補にあがる。陣営はインターナショナルSへ直行の予定だが、サセックスSを使うかもしれない」と話している。もしそうなれば、2000ギニー・セントジェームスパレスと連勝中のコロエバス(牡3)との激突となりそうだ。この馬もまたフランケルになりうる可能性を秘めている馬。いづれにせよバーイードの次戦は間違いなく名レースになるだろう。

 

バーイードは伝説的名馬フランケルの域に達することが出来るのかどうか?今まさに私たちは伝説を目の当たりにしている。こういったとドラマと出会うえるのは競馬も魅力だ。「競馬はやっぱり面白いなぁ」と心酔している人も多いのではないだろうか。

 

 最後にH・ハッガス調教師のコメント(Racing Post内のニュースを参照)をひとつ。

 

" The easy option is to stay at a mile , but I think we'll give it a go . "

(マイル路線にとどまるのは簡単ですが、我々は彼に挑戦させるつもりです。)

 

レース映像

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