◆◆レース概要◆◆
2023年世代(2020生まれ)の新馬戦が始まり2週目。早くも大物牝馬が登場した!名前はマラキナイア。叔父母にはマイルで活躍したGⅠ馬ブラックホークやピンクカメオがいる良血馬だ。近年は6月にデビューする大物も多いが、彼女も名馬になる素質を持っていそうだ。鞍上は川田優雅騎手。黄色に黒縦縞の勝負服で社台RHが所有している。デビュー前からの評判から、当日は1.7倍の圧倒的人気を背負って出走した。
レース条件
競馬場 | 中京 |
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コース | 芝1600m(B) |
天候 | 曇 |
馬場 | 良 |
含水率 | 14.3 |
クッション値 | 9.7 |
レース結果
着順表
着 | 枠 | 番 | 馬名 | 性 | 斤 | 騎手 | タイム | 上り3F | |
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1 | 2 | 2 | マラキナイア | 牝 | 54 | 川田 | 01:34.7 | 34.7 | 422(0) |
2 | 6 | 7 | レゾルシオン | 牡 | 54 | 松山 | 01:35.0 | 35.3 | 464(0) |
3 | 4 | 4 | セレスティアリティ | 牝 | 54 | 福永 | 01:35.1 | 35.0 | 436(0) |
4 | 3 | 3 | マイネルカーライル | 牡 | 52 | △松本 | 01:35.3 | 35.0 | 470(0) |
5 | 6 | 6 | アレンテージョ | 牡 | 54 | 坂井 | 01:35.9 | 35.5 | 454(0) |
6 | 7 | 9 | コスモサガルマータ | 牡 | 54 | 幸 | 01:36.0 | 35.4 | 462(0) |
7 | 7 | 8 | トーホウキザン | 牡 | 50 | ★永島 | 01:36.1 | 35.3 | 462(0) |
8 | 8 | 10 | フェルヴェンテ | 牡 | 54 | 国分優 | 01:36.2 | 36.4 | 460(0) |
9 | 1 | 1 | ラブコ | 牝 | 54 | 岩田望 | 01:37.2 | 37.0 | 392(0) |
10 | 8 | 11 | アカリチャン | 牝 | 54 | 酒井 | 01:38.2 | 37.5 | 434(0) |
11 | 5 | 5 | ナディスター | 牡 | 50 | ★今村 | 01:43.6 | 38.7 | 458(0) |
タイム
レースタイム | 1:34.7 |
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前半4F | 47.8 |
後半3F | 35.0 |
上り最速 | 34.7 (マラキナイア) |
レース回顧
◆◆当日の馬場状況・天候◆◆
関東甲信越は今週月曜6日に梅雨入りが発表された。東海地方もまもなくだろう。中京競馬場周辺も不安定な天候が続いていた。レース開催時に降雨はなく曇での開催となった。開催最終日になり馬場はやや荒れ気味な様子だった。
1人気マラキナイアが完勝
良血馬のマラキナイアが新馬戦を快勝した。馬体重は422キロと小柄な牝馬だが、混合戦でもデビューにも動じず、この中では能力が違ったようだ。川田騎手は「競馬場へ来たことでテンションが上がっていた」と話したように、パドックでは首を上下に振り興奮した様子をちらつかせることがあったが、初めての競馬場という点を考えれば、現状は許容範囲内に思える。
好スタートを決め、好位置で先行
スタートは新馬戦らしくバラつきがあったが、マラキナイアは好スタートだった。すんなりハナを切ったレゾルシオンと追うフェルヴェンテの2頭を行かせて、2番手集団の先頭でレースをすすめた。前半800mは47.8とスローだが、始めと終わりの200m以外は、全て200m11秒台と、新馬戦にしては淀みない展開となった。
直線では馬場4分所を抜け出す
5馬身ほど離して逃げた2頭との距離も、4コーナーではなくなっていた。すんなり先頭に立つと、最内で粘るレゾルシオンや、外から追い込むセレスティアリティを抑え込み、2馬身差の勝利を決めた。タイムは1:34.7。先週の東京・中京芝1600mの新馬戦よりも1秒近く早い。今後期待が出来る1頭が早くも登場したようだ。
兄にはステイフーリッシュ(重賞3勝)
母カウアイレーンは重賞勝利こそないも中央競馬で5勝を挙げた馬。母の兄弟(母母シルバーレーンの仔)には、GⅠウィナー(ブラックホーク、ピンクカメオ)が2頭。どちらも短距離~マイルで活躍した馬だ。兄には海外でも活躍したステイフーリッシュ(父ディープインパクト)がいる。当馬は、12月中京芝2000mでデビューし勝利。中2週で挑んだGⅠホープフルSでは3着に健闘した。翌年にはGⅡ京都新聞杯を制覇しており、2~3歳時からトップクラスで戦っていた。血統的にも早くからの活躍が期待できそうだ。
評価・コメント
1着 マラキナイア(川田将雅騎手)
「競馬場に来たことでテンションが上がり、調教で見せない難しさを見せていましたが、まずは無事に初戦を終えられて良かったというところです」
引用 netkeiba.com(https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=204004)
1着 マラキナイア(吉岡辰弥調教師) ※レース前
「仕掛けてからの反応が良く、川田君も“我慢が利くし、反応が良かった。しっかりとしている”と言ってくれた。1回放牧に出て、帰ってきてからのカイ食いがいい」「もう少し長い距離にも対応できるイメージだけど、まずは千六からでいい。血統的にも期待しています」]
引用 netkeiba.com(https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=203961)