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【2022】6・7月にデビューした有力馬まとめ（結果・血統・次走・レースタイム）

2歳馬

6・7月新馬戦ハイライト！有力馬7頭をピックアップ！

このページでは、2022年6～7月に行われた2歳戦から、注目の8頭を取り上げています！

 

今年の秋、さらには来年の春に活躍が期待される馬ばかりです。最後までご覧ください！！

 

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注目レースピックアップ

ノッキングポイント

引用：netkeiba.com
モーリス  スクリーンヒーロー 
 メジロフランシス
  チェッキーノ  キングカメハメハ 
 ハッピーパス 
調教師 木村哲也
生産者

ノーザンファーム
馬主 サンデーレーシング
次走 10/8サウジアラビアRC
CHECK!

　今年一番初めの新馬戦（東京競馬場の）を制した馬。上り3F33.2の末脚はメンバー最速。次に早かったのが3着馬の33.6。末脚の鋭さは格が違った。

　父モーリス×母父キングカメハメハは、今年のシンザン記念で2着のソリタリオなどがいるが、重賞ウィナーは未輩出。

　母チェッキーノの第一子。母は現役時代オークス2着の実績がある。祖母ハッピーバスの兄弟にはGⅠウィナーシンコウラブリイがいる。

関係者コメント

1着　ノッキングポイント(C．ルメール騎手)
「真面目でした。1600mもちょうど良いです。(馬にとって)良い勉強ができました。良いスタートを切って、道中は我慢ができて、だんだんペースアップしてゴールまで伸びてくれました。能力がありそうです」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=203799）

 

youtu.be

 

カルロヴェローチェ

引用：netkeiba.com
シルバーステート ディープインパクト
シルヴァースカヤ
スサーナトウショウ ロックオブジブラルタル
シーイズトウショウ
調教師 須貝尚介
生産者

ノーザンファーム
馬主 大野照旺
次走 9/3 札幌2歳S 
CHECK!

　GⅠ宝塚記念が開催された6月26日の新馬戦を制した馬。注目されやすいレースだけあり期待の2歳馬が集結したが、3番手を追走し、直線で2馬身突き放す快勝だった。

　父シルバーステートはGⅠ馬未輩出。初年度だった昨年、ウォーターナビレラやロンなど牝馬を中心に有力馬を輩出。牡馬で目立った産駒はいなかった。

　母スサーナトウショウは未勝利馬。祖母シーイズトウショウはGⅠ未勝利ながら短距離重賞を5勝している。また、近親には桜花賞を制したシスタートウショウやウォッカなど強い牝馬が多い。

関係者コメント

(C．ルメール騎手)

「まだ子供っぽい所がありますね。今日はいい勉強になりました。3番手で我慢して、直線真面目に伸びてくれました。良い能力で加速してくれました。秋が楽しみですね」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=204540）

（須貝尚介調教師）

「いいセンスがある。“伝説の新馬戦”だっけ？今回も結構なメンバーがそろったけど、楽しみだね」

「大野剛嗣社長（３月に５０歳で逝去）と電話で競らせてもらった馬で、新馬戦を勝てればと思っていました。（前の）オーナーが力をくれましたね」

 

 

youtu.be

 

マラキナイア

引用：netkeiba.com
ジャスタウェイ ハーツクライ 
 シビル
  カウアイレーン　  キングカメハメハ
シルバーレーン 
調教師 吉岡辰弥
生産者

社台ファーム
馬主 社台レースホース
次走 10/29アルテミスS
CHECK!

　中京芝1600mでデビュー戦を制したマラキナイア。牝馬限定ではなく、混合戦だったが強さは際立っていた。さらに、ゴールタイム1分34秒7は、6，7月で行われた1600mの新馬戦（7レース）の中で1番速いタイムだ。

　父ジャスタウェイ×母父キングカメハメハの組み合わせでは、GⅢシルクロードSを制し、その年のスプリンターSで3着入線したアウィルアウェイがいる。

　兄に重賞馬ステイフーリッシュがいる（ステイフーリッシュは新馬戦1着の後、GⅠホープフルS3着）。母の兄弟にはブラックホークやピンクカメオといったGⅠ馬がいる。

関係者コメント

（川田優雅騎手）

「競馬場に来たことでテンションが上がり、調教で見せない難しさを見せていましたが、まずは無事に初戦を終えられて良かったというところです」

（吉岡辰弥調教師）

「仕掛けてからの反応が良く、川田君も“我慢が利くし、反応が良かった。しっかりとしている”と言ってくれた。１回放牧に出て、帰ってきてからのカイ食いがいい」と評価する。「もう少し長い距離にも対応できるイメージだけど、まずは千六からでいい。血統的にも期待しています」

 

youtu.be

 

ウンブライル

引用：netkeiba.com
ロードカナロア キングカメハメハ 
 レディブラッサム
  ラルケット　  ファルブラヴ
アズサユミ 
調教師 木村哲也
生産者

ノーザンファーム
馬主 サンデーレーシング
次走 未定  
CHECK!

　東京芝1400mでデビュー。出遅れながらも2着に3馬身以上離す完勝だった。全兄にGⅠマイルCSを制したステルヴィオがいる良血馬。新馬戦後には騎乗したルメール騎手が「兄と似ている」と評した。

　兄はデビュー2戦目で札幌競馬場のコスモス賞を制している。雨が降り重馬場だったが難なく人気に応えたように、東京を得意としたが、その他でもコース・馬場問わず活躍した馬だった。

関係者コメント

（C・ルメール騎手）

「真面目でした。ずっといい感じでしたし、冷静に走っていました。直線では段々加速して楽勝でした。1600mでもいけそうです。ステルヴィオに似ていますね。お兄さんも同じように東京で新馬戦を勝ちましたし、走り方がすごく良いです。能力があります」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=204248）

 

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コンクシェル

引用：netkeiba.com
キズナ ディープインパクト 
 キャットクイル
  ザナ　  Galileo
Maskaya
調教師 清水久司
生産者

ノースヒルズ
馬主 前田晋二
次走 未定  
CHECK!

　小倉芝1800m（牝馬限定）の新馬戦を制した。このレースタイムが1分48秒4と、現時点までで行われた芝1800mの新馬戦でのベストタイムだ。

　父キズナ×母父ガリレオという海外志向の強い馬主らしい血統。母父ガリレオはキングオブコージなどの重賞ウィナーを輩出しているが、GⅠ馬は未だ出ていない。

　母ザナは前田幸治さんが仏・ドーヴィルで購入した競走馬。日本でデビューしたが未勝利のまま繁殖へあがっている。2代母Maskayaの兄弟には、英国の2歳GⅠデュハーストS（芝1400m）を制したBelardoがいる。

関係者コメント

（福永祐一騎手）

「返し馬の感触が良かったです。思ったより周りに気をつかうところがありましたが、最後はしっかり伸びました。まだまだ奥がありそうで楽しみです」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205316）

「初戦ということで周りを気にして、ハミ掛かりが良くなかったけど、最後はよく伸びてくれたね。まだまだ奥がありそう」

（清水久司調教師）

「手は掛からない馬ですが、追い込むと良くなさそうなので、オーバーワークにならないよう、間隔をあけることになると思います」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205341）

youtu.be

 

ラヴェル

引用：netkeiba.com
キタサンブラック ブラックタイド 
 シュガーハート
  サンブルエミューズ ダイワメジャー
ヴィートマルシェ
調教師 矢作芳人
生産者

ノーザンファーム
馬主 キャロットファーム
次走 10/29アルテミスS
CHECK!

　小倉芝1800mでのデビュー戦を制した。今年のダービー馬も小倉1800mでデビュー。縁起の良い船出となった。スタートは出遅れるも、盛り返すし中団をキープ。直線では大外を鋭く抜け出し追い込み馬をしのぎ切った。

　今年で2年目となる父キタサンブラックだが、母父ダイワメジャーの産駒は昨年1頭もいかったため、この組み合わせは初勝利となった。

　母サンブルエミューズは阪神JFで2番人気に推された馬（結果8着）。母の兄弟にはBCディスタフを日本馬で初めて制したマルシュロレーヌがいる。さらに3代遡ると桜花賞を制したキョウエイマーチがおり、母系に活躍馬が多い。

関係者コメント

岩田望来騎手

「とても良い競馬をしてくれました。ゲートは遅かったのですが、向正面までに中団につけて、最後抜け出す脚は速かったです。抜けてから、まだ遊ぶ面があったのでまだまだ余力が残っているのではないかと思います。広いコースでやれれば、もっと力を発揮できると思います」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205032）

福岡助手

「びっしりとは仕上げていなかったなかでどんな競馬ができるかがテーマだったけど、想像以上の走りをしてくれたね。まだまだ良くなりそう」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205293）

 

youtu.be

 

ブラストウェーブ

引用：netkeiba.com
ハービンジャー Dansili 
Penang Pearl
  ツルマルワンピース　 キングカメハメハ 
ツルマルグラマー
調教師 大竹正博
生産者

ノーザンファーム
馬主 シルクレーシング
次走 9/3札幌2歳
CHECK!

　函館芝1800mの新馬戦、単勝1.3倍の圧倒的人気に推された。直線で追い上げるイッツオンリーユーをタイム差無しのクビ差で逃げ切った。

　全兄にはGⅠ有馬記念を制したブラストワンピース。祖母ツルマルグラマーの兄弟には菊花賞・天皇賞春で2着と、長距離で活躍したアルナスラインがいる。

　兄ブラストワンピースは札幌記念を制しており、この馬も洋芝への適性が期待できる。

関係者コメント

横山和生騎手

「人気の馬なので、すっと良い所に出して、2番手で王道の形ですね。最後は(2着馬が)来ていましたが、見た目以上に余裕がありました。ただ、4コーナーで仕掛けて行くとトモがバラバラになるところがあって、まだネジが締まり切っていない緩さを感じます。逆に言えば伸びしろがあります。新馬戦は優等生で終えられて、良い内容でした」

大竹正博調教師)
「(兄の)ブラストワンピースは脚元や背腰を傷める馬でしたが、この馬は調整過程でそういったところが全然ありませんでした。やりやすい馬です。相手が来たらまたハミを噛んでくれました。抜け出すのが早いのもあって、その時に少し内によろけたりしていましたが、人気を背負っていたので勝ちに行く競馬をしました。今後は札幌2歳ステークスも選択肢の一つに入れたいと思います」

武豊騎手（新馬戦で2着馬に騎乗）

「勝った馬が強かったです」

（引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205029

）

youtu.be

 

シルヴァーデューク

引用：netkeiba.com
シルバーステート ディープインパクト
シルヴァースカヤ
ヴァナディース ロックオブジブラルタル
マストビーラヴド
調教師 西村真幸
生産者

沖田博志
馬主 田畑利彦
次走 未定  

CHECK!

　新馬戦は7月10日小倉芝1800mでラヴェルの3着に敗れた。中2週で新潟芝1800mの未勝利戦に出走。単勝1.2倍の支持に応え勝ち上がりを決めた。

　母ヴァナディースの兄弟には桜花賞・NHKマイルカップを制した名牝ラインクラフトがいる。その他にも近親には高松宮記念を制したアドマイヤマックスや菊花賞馬ソングオブウインドもいる。　

関係者コメント

「2戦目でしたが、精神的にストレスはかかっていませんでした。馬体は良い状態でした。デビュー戦は厳しい競馬でしたが、2戦目の今回は楽な形で、最後に気を抜かないように走らせました。最後まで活気のある走りでした」

引用:（https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205783）

（新馬戦後）

「馬っ気を出したり、ゲートの中で鳴いたりというような幼さを随所で見せていました。レースに関しては良いポジションを取れましたし、色々な経験ができました。スムーズなら僅差の争いだったと思いますし、狭いスペースに怯まずに入っていきました。次は落ち着くと思いますし、素材は良いものを持っています」

引用:（https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=205032）

 

距離別 タイムランキング！！

芝1800m（新馬戦）

位 勝ち馬 タイム 前半４F 後半３F 日程 場所 芝
1 コンクシェル 01:48.4 48.7 36.0 7月16日 小倉 良
2 ラヴェル 01:49.5 49.5 35.0 7月10日 小倉 良
3 シャンドゥレール 01:50.0 50.6 34.7 6月25日 東京 良
4 レッドソリッド 01:50.1 50.8 35.1 7月24日 小倉 良
5 カルロヴェローチェ 01:50.2 49.5 34.4 6月26日 阪神 良
6 オンザブロッサム 01:50.5 50.9 35.3 6月12日 東京 良
7 アリスヴェリテ 01:50.6 50.2 35.5 7月3日 小倉 良
7 ダノントルネード 01:50.6 52.3 32.5 7月31日 新潟 良
9 ブラストウェーブ 01:50.9 50.1 35.6 7月10日 函館 良
10 マイネルズーメン 01:51.2 51.1 35.6 7月9日 福島 良
10 マスキュリン 01:51.2 50.5 36.5 7月17日 福島 良

芝1600m（新馬戦）

位 勝ち馬 タイム 前半3F 後半３F 日程 場所 芝
1 マラキナイア 01:34.7 47.8 34.7 6月11日 中京 良
2 ノッキングポイント 01:35.3 48.9 33.7 6月4日 東京 良
3 ダイヤモンドハンズ 01:35.4 48.5 34.6 6月4日 中京 良
4 リバティアイランド 01:35.8 51.3 32.0 7月30日 新潟 良
5 ミシシッピテソーロ 01:36.0 48.1 34.1 6月26日 東京 良

芝1200m（新馬戦）

位 勝ち馬 タイム 前半3F 後半３F 場所 芝
1 ロンドンプラン 01:08.2 33.7 34.5 小倉 良
2 タガノタント 01:08.8 34.3 34.5 小倉 良
3 タマモブラックタイ 01:09.0 34.1 34.9 小倉 稍
4 サツマノオンナ 01:09.3 33.4 35.9 小倉 良
5 プロトポロス 01:09.4 35.3 34.1 中京 良
6 クリダーム 01:09.5 34.1 35.4 函館 良
6 アロマデローサ 01:09.5 34.8 34.7 小倉 良
8 スプレモフレイバー 01:09.9 35.4 34.5 函館 良
9 フミサウンド 01:10.1 35.1 35.0 函館 稍
9 ヤクシマ 01:10.1 35.7 34.4 小倉 良

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