GⅠ皐月賞2022 開催情報まとめ
いよいよ3月を迎えクラシックの幕開けも間近に迫ってきました。
この記事では4月17日に行われるGⅠ皐月賞の開催情報をまとめています。
すでに共同通信杯を始めとする数々の前哨戦が行われ、クラシックの相関図も形を成してきています。
★主な出走予定馬★
| 馬名 | 次走 | 想定騎手 | 勝ち鞍 | netkeiba.com |
|---|---|---|---|---|
| イクイノックス | 皐月賞 | Cルメール | 東スポ杯2S | https://db.netkeiba.com/horse/2019105219/ |
| キラーアビリティ | 皐月賞 | 横山武史 | ホープフルS | https://db.netkeiba.com/horse/2019105155/ |
| ジオグリフ | 皐月賞 | 札幌2歳S | https://db.netkeiba.com/horse/2019105056/ | |
| オニャンコポン | 皐月賞 | 菅原明良 | 京成杯 | https://db.netkeiba.com/horse/2019104756/ |
| ダンテスヴュー | 皐月賞 | きさらぎ賞（2着） | https://db.netkeiba.com/horse/2019106933/ | |
| ドウデュース | 弥生賞 | 武豊 | 朝日杯FS | https://db.netkeiba.com/horse/2019105283/ |
| マテンロウレオ | 弥生賞 | 横山典弘 | きさらぎ賞 | https://db.netkeiba.com/horse/2019102879/ |
| アサヒ | スプリングS | 東スポ杯2S(2着) | https://db.netkeiba.com/horse/2019105482/ | |
| アライバル | スプリングS | 新潟2S（2着） | https://db.netkeiba.com/horse/2019105169/ | |
| ソリタリオ | スプリングS | シンザン記念（2着） | https://db.netkeiba.com/horse/2019105204/ | |
| ダノンベルーガ | 未定 | 共同通信杯 | https://db.netkeiba.com/horse/2019105195/ | |
| ジャスティンパレス | 未定 | 黄菊賞 | https://db.netkeiba.com/horse/2019105346/ |
そんな今回は、イクイノックス・ドウデュース・キラーアビリティなど2歳戦線で活躍した馬に加え、新たに頭角を現した有力馬も合わせ、GⅠ皐月賞で有力視される馬たちを紹介します。
加えて、文末には皐月賞の特徴・傾向も掲載していますので最後までご覧ください。
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【 目次 】
開催情報
日程
2022年4月17日（日）
場所・コース
中山競馬場 芝2000 m
出走条件・斤量
サラ系3歳牡馬・牝馬
定量 （牡馬57・ 牝馬55）
賞金
1着賞金 1億1千万円
前哨戦 評価・結果
優先出走権獲得馬
| レース | 順位 | 馬名 | 出走 |
|---|---|---|---|
| 弥生賞 | 1着 | アスクビクターモア | ？ |
| 2着 | ドウデュース | ？ | |
| 3着 | ボーンディスウェイ | ？ | |
| 若葉S | 1着 | デシエルト | ？ |
| 2着 | ヴェローナシチー | ？ | |
| スプリングS | 1着 | ビーアストニッシド | ？ |
| 2着 | アライバル | ？ | |
| 3着 | サトノヘリオス | ？ |
有力馬紹介
キラーアビリティ
| ディープインパクト | サンデーサイレンス |
|---|---|
| ウインドインハーヘア | |
| キラーグレイシス | Congaree |
| Heatherdoesntbluff |
| 調教師 | 斉藤崇史 |
|---|---|
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | キャロットファーム |
| 通算成績 | 4戦2勝 |
| 主な勝ち鞍 | 2021ホープフルS |
ドウデュース
| ハーツクライ | サンデーサイレンス |
|---|---|
| アイリッシュダンス | |
| ダストアンドダイヤモンズ | Vindication |
| Majestically |
| 調教師 | 友道康夫 |
|---|---|
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | キーファーズ |
| 通算成績 | 3戦3勝 |
| 主な勝ち鞍 | 2021ＧⅠ朝日杯ＦＳ |
イクイノックス
| キタサンブラック | ブラックタイド |
|---|---|
| シュガーハート | |
| シャトーブランシュ | キングヘイロー |
| ブランシェリー |
| 調教師 | 木村哲也 |
|---|---|
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | シルクレーシング |
| 通算成績 | 2戦2勝 |
| 主な勝ち鞍 | 2021 GⅡ 東スポ杯2歳S |
ダノンベルーガ
| ハーツクライ | サンデーサイレンス |
|---|---|
| アイリッシュダンス | |
| コーステッド | Tizway |
| Malibu Pier |
| 調教師 | 堀宣行 |
|---|---|
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | ダノックス |
| 通算成績 | 2戦2勝 |
| 主な勝ち鞍 | 2022共同通信杯 |
マテンロウレオ
| ハーツクライ | サンデーサイレンス |
|---|---|
| アイリッシュダンス | |
| サラトガヴィーナス | ブライアンズタイム |
| レディダンジグ |
| 調教師 | 昆貢 |
|---|---|
| 生産者 | 猪野毛牧場 |
| 馬主 | 寺田千代乃 |
| 通算成績 | 3戦2勝 |
| 主な勝ち鞍 | 2022 GⅢ きさらぎ賞 |
【必読】皐月賞の特徴・データ
ハイペース頻発のスピード競馬
皐月賞と言えば「もっとも速い馬が勝つ」という格言が有名です。
現に皐月賞の優勝馬の中にはロゴタイプやイスラボニータ、（さらに遡ると、、）ダイワメジャー、ジェニュインなどマイル路線で活躍した馬も少なくありません。
実際に過去のタイムを見ても、前半1000mが60秒前半でも遅い分類に入るほど、序盤から流れる展開が多いとわかります。
【データ】皐月賞のタイム
| 開催日 | 頭 | 馬 | タイム |
前-後 3F-3F |
前半 1000m |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 16 | 稍 | 02:00.6 | 36.3-37.0 | 60.3 |
| 2020 | 18 | 稍 | 02:00.7 | 35.6-35.8 | 59.8 |
| 2019 | 18 | 良 | 01:58.1 | 34.8-34.7 | 59.1 |
| 2018 | 16 | 稍 | 02:00.8 | 35.5-37.3 | 59.2 |
| 2017 | 18 | 良 | 01:57.8 | 35.1-34.5 | 59.0 |
| 2016 | 18 | 良 | 01:57.9 | 34.2-35.6 | 58.4 |
| 2015 | 15 | 良 | 01:58.2 | 35.2-34.7 | 59.2 |
| 2014 | 18 | 良 | 01:59.6 | 35.6-35.3 | 60.2 |
| 2013 | 18 | 良 | 01:58.0 | 34.1-35.9 | 58.0 |
| 2012 | 18 | 稍 | 02:01.3 | 35.8-38.4 | 59.1 |
| 2011 | 18 | 良 | 02:00.6 | 36.4-35.3 | 60.3 |
※2011年は東京開催。
レコードは2017年にアルアインが記録した1分57秒8です。最後まで淀みなくハイペースが続き、皐月賞らしくスピードと持続力が求められるタフな戦いでした。
【動画】2017年皐月賞
4コーナーでの位置取りに注目
皐月賞の傾向でもう一つ言える事は、前のポジションをとれる馬が有利という点です。
必ずしも先行馬という訳ではないですが、以下の4コーナーでの位置を一覧にした表を見ると、半分より前側に位置している馬が大半を占めています。
【データ】1～3着馬の4コーナーでの位置
| 開催日 | 1着 | ２着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 4 | 1 | 8 |
| 2020 | 7 | 4 | 9 |
| 2019 | 7 | 4 | 5 |
| 2018 | 4 | 5 | 2 |
| 2017 | 5 | 5 | 3 |
| 2016 | 10 | 13 | 5 |
| 2015 | 7 | 3 | 2 |
| 2014 | 4 | 3 | 1 |
| 2013 | 5 | 3 | 5 |
| 2012 | 6 | 15 | 4 |
| 2011 | 11 | 8 | 5 |
※2011年は東京開催。
これは中山の直線が短いこと、そして皐月賞が開催最終週に行われるため馬場が荒れている影響が考えられます。
そのため序盤から好位置をとれる馬、または3コーナーあたり勝負所でポジションを上げていける馬が好成績を残しやすいです。
逆に言えば、スタートの動きが鈍く後方を余儀なくされる馬や、勝負所での反応がズブい馬などには、皐月賞はあまり向いていないと言えます。
歴代優勝馬一覧（2001～）
※現在作成中
